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色々と厄介な「社名変更」

10月2日に社名変更します。
ふと、社名変更について考えてみました。
ちなみに、会社名を変更することを「商号変更」と言います。

人間の名前は、基本的に同じ名前が一生続きますが、会社などの法人の商号(つまり、社名)は、いつでも好きなように変えることができます。
とはいっても、「社名変更」は、それなりにお金や対応すべき事項もあり、さらに登記費用や名刺や封筒などの印刷費用などもかかりますので、頻繁に行うものでもありません。
本当に大変ですから。

  • 社名を考える
    まずはこれ。
    弊社にアイデアマンが居ないから地獄。てか2ヶ月間1人で考えました。
  • 社名変更する理由を考える
    「なんで社名変えるの?」「なんでこの社名にしたの?」社内はもちろん、取引先や関係者の方へ話すときにも当然言われるので、まあ大変。しかも社名って『印象』なのですがせっかく考えた社名を持って行っても、社名変更の経緯や想いを伝えたときに、軽めに全否定されたり。
    とりこし苦労か?!
  • 社名が決まったら、表記やロゴデザインを考える
    色々あって、当社の新社名は「有限会社Tashizan」に決まりました。表記はTashizan?TASHIZAN?タシザン?英語表記は「Co., Ltd.」?「Inc.」?「Ltd.」?ロゴどうするの?
  • やるべきことを整理する(To Doリスト作成)
    ではここからは細かなやるべきことです。以下が当社のやるべきこと一覧です。ぜひご参考に。

1)株主総会での商号変更の決議、定款変更、登記変更の申請(届出)

2)法務局での新しい商号登記

3)役所、税務署、都道府県事務所、市区町村への異動届

4)社会保険事務所 健康保険、年金、雇用保険の変更届

5)労基、ハローワーク 労働保険名称変更届など

6)従業員が住んでいる市区町村 給与支払者(特別徴収義務者)の所在地・名称変更届出書

7)金融機関口座の社名変更 ※しばらくは旧社名でも受け取り可能の場合もあります

8)クレジットカード会社への変更届 ※コーポレートカードがある場合

9)公共料金 社名変更の届出

10)携帯・通信会社 社名変更の届出

11)印鑑変更 実印、印鑑証明、銀行印、認印、角印、ゴム印の新規製作

12)各種保険の変更届 加入している場合

13)社用車 リース契約・ガソリンカード名義の変更 

14)許認可 建設業等その他許認可元への変更届出

15)契約書関連 取引先への連絡、必要であれば契約再締結や覚書の締結

16)社外周知 取引先への社名変更の挨拶状、社名変更のお知らせ等の送付など

17)社内周知 社員へ通達

18)Webサイト 新社名ドメインへの変更、SSL証明書、社名掲示部分の変更 ※場合によってはWebサイトの新規作成、リニューアルが必要

19)各種サービスの登録変更 クラウドサービス等の社名変更届出、IDにメールアドレスを利用している場合の変更

20)ロゴ ロゴデザイン、コーポレートカラー ※新ロゴや社名変更に合わせた色を決める

21)営業資料 名刺、パンフレット・チラシ、封筒等新社名に差し替え、刷り直し ※デザインはロゴデザイン、コーポレートカラーが決まった後に検討へ

以上ですが本当に面倒くさいです。

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