配管工事

配管工事とは原子力及び火力発電所や各種プラント、工場などに管を使用して水、油、ガス、水蒸気を送配するための配管を設置する工事のことをいいます。
配管工事といえば、一般には衛生、空調、消防などの設備につながる設備配管というイメージがあるかもしれませんが、熱湯や酸素、製造に用いるガスや液体などが流れる配管など、輸送するものに応じて配管の素材も様々です。また、圧力計や温度計、流量計、レジューサー、配管系統の弁などの機器が設置されており、設計にあたっては高度な専門性が求められるため、水道や空調などの配管とは全くの別物として扱われます。
工事の内容は設置や移動、溶接などさまざまですが、狭い場所や足場が必要な高所、熱気や冷気による寒暖差が激しい場所など、厳しい環境下で複雑な施工することが多いため、一切の妥協が許されません。

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